[タイ国際航空]
2011年9月末、タイのフラッグキャリア「タイ国際航空」とシンガポールの国営航空会社「シンガポール航空」傘下の格安航空会社「タイガーエアウェイズ(通称:タイガー航空)」との間で進んでいた合弁会社設立に関する話し合いが破綻したことを一部海外メディアが報じました。
タイ国際航空はタイ国内のみで就航する格安航空会社「ノックエア」を傘下としていますが、過熱するアジアでのLCC競争に対抗する為タイガーエアウェイズとの間で合弁会社設立の話し合いを2010年8月から進められていました。今回話し合いが破綻した原因としてはタイ国内の政治的な要因が問題のようですが、この合弁会社設立破綻がタイ国際航空並びにアジアのLCC勢力図にどのような影響を与えるのか注視していきたいと思います。